・1999年の板橋実個人ランキング
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1999年板橋実ランキング
1「L.A.コンフィデンシャル」
暴力描写とテンポのよさで文句なし一位。
2「バックドラフト」 1995年に続きランクイン。他にあまりいい映画を観なかったから。
3「シャロウ・グレイヴ」 ユアン・マクレガーっていい俳優だ。
4「フル・モンティ」 イギリスのコメディは一味違うと思う。
5「ザ・フライ」 クローネンバーグ監督のやつ。
6「ブルース・ブラザーズ2000」 熱いお茶が一杯怖い。
7
8
9「ラッシュアワー」 エヴリバディ・ゴナ・かんふーファイティング。
10「ムトゥ 踊るマハラジャ」 これもお約束。
寸評
この年は少なく、31本しか観てない。
一ヶ月平均2.5本。
あまりいい映画に当たらなかったので、7・8位は該当作品なしということにする。
無理に選べば選べないこともないんだけれども、「インデペンデンス・デイ」とか「トゥルーマン・ショー」
あたりを入選とするのにも抵抗があることだなあ。
あとは「メン・イン・ブラック」も一応観たけど、とくに食指は動かなかった。
そのわりには「ムトゥ」が十位に入ってたりするけど。
一年間に百本観るのって、無理な数字ではないにせよ、実現は難しいのだね。
1996年の73本が、今のところ一番いい数字。
1999年版この映画はダメだあ!
1.「タイタニック」
2.「リング」
3.「アルジャーノンに花束を」
これを書きながら、機会があれば「山田ババアに花束を」も観るべきかなあと考えた。
それにしてもこの三作品、特にコメントも思いつかないくらいフツーにつまんない映画なんだよな。
タイタニックもリングも、映画としての価値だけを見れば全く大したことはない。
「アンダーグラウンド」
エミール・クストリッツァ監督作品
フランス・ドイツ・ハンガリー共同制作
粗筋
第二次大戦に巻き込まれた人々が、地下室で武器を作っていた。
感想
前半のノリに寄り切られた形に。結末に感動。
許せ、だが忘れるな。
以下の方にこの映画を推奨いたします。
・深刻な戦争映画が好き
・「ブルース・ブラザーズ」が好き
・「未来世紀ブラジル」が好き
・アンジェイ・ワイダ監督が好き
・「デリカテッセン」で笑い転げた
・東欧の民族音楽が好き
・ハリウッド映画では満足できない
・リリー・マルレーンが好き
寸評
1999年板橋実映画賞。
カンヌも取ったらしい。
N坊S平太をして、「カンヌを取る映画のパターンが読めた」と言わしめた作品である。
「処刑教室 2」
最高のB級映画。
俺の記憶に欠落があり、最初にいつ観た映画なのか覚えがないが、これまでに少なくとも二度テレビで放映された。
二度目は、ばっちりCM抜き・標準で録画した。
そしてビデオテープの爪を折った。
「授業は終わりだ」
「永久に居残りだな」
「ルールはルールだ」
など、数多くの名ぜりふに彩られた映画だ。
結末に腰が砕けて、また一つ僕は大人になるんだね。
「トップ・シークレット」
全編を支配する下らなさ・下品さに笑い転げた。
誰かビデオで持っていたらダビングさせてください。
僕は本気です。
粗筋
大人気のロック歌手が、東ドイツっぽい全体主義国家で大暴れする。
他愛ない。
途中で「青いサンゴ礁」のパロディが混じったり。
オチ
主人公が気球で逃亡する。
その時別れを告げる相手に、「オズの魔法使い」の案山子が混じっている。