Oct, 2004
神無月十三日 (水)
三度目の正直と申すか、Blognというウェブログを試しているところ。
設置したのはこちら。
出先からでも更新ができるのが一番の魅力。
あとは、いかに現在のこのサイトのレイアウトに近づけることができるか、ということが問題かと。
フィンランドのバイキング集団、ENSIFERUMは素晴らしいバンドだ。
詞を書き曲を作っていたギター・ボーカルの人が脱退してしまったそうだが、今後どうなるのか心配。
その抜けた奴は、一人で全パートをこなす一人バンドを作ったらしい。
いや、ドラム以外の全パートだったかも。
そちらも聴いてみたいぜ。
神無月十一日 (月)
なんとPAX IN TERRORが解散してしまった。
一瞬とはいえ自分もかかわったことのあるバンドなので、さびしい限りだ。
彼らのあの独特の音楽が、どこまで行けるか個人的に楽しみだったのだが…。
でも、解散お知らせメールの末尾の署名で「メリーメタル」の英語の綴りを間違ってるのはどうかと思った。
(誤:MERY METAL 正:MERRY METAL)
しまらねえなあ…。
ボーカリストがいなかろうがギタリストがいなかろうが活動の続いてしまうIRON
THUMBは凄いな、とちらりと考えたが、
単に上を目指してないいい加減なバンドだからそういう活動が許されるんだと思い当たったので、とりあえずオナニーして寝る。
ブログを入れてみた。
Movable
Typeを導入しようとしたのだが、難しくてうまくいかず、結局Nucleusにしたよ。
Nucleusは一瞬でインストールできた。
もう少しいじってみてから、本格的に使うかどうかを決めようと思う。
htmlは比較的簡単なのでサイトを開設するのもそんなに難しくなかったけど、ブログはphpとcgiの固まりなので、
自分で思う通りにいじるのは大変そう。
神無月十日 (日)
IRON THUMBの十一月ライブに向けて、スタジオで練習をした。
最初から万全な演奏とはいかず、なんだかみんな曖昧な笑顔を浮かべていたよ。
桜井のりお「子供学級」二巻を購入。
相変わらずのはっちゃけたノリで面白い。
この巻の表2で知ったのだが、桜井のりおってば女性なんだそうだ。
知らなかった。
女性なのに、こんなに躍動感あふれるギャグまんがをかけるなんてすごいや。
別に女性蔑視をしているわけではなく、絵柄や内容から女性だということを見抜けなかったので、意外に思っているわけ。
女流ギャグまんがといえば、他にも尾玉なみえなんかがいるよなあ。
神無月六日 (水)
DISCONFORMITY、Mighty Wingsへリンクを追加。
ASSUCKというグラインド・コアのバンドの耳コピをしているのだが、なかなか大変だ。
一曲が一分くらいで終わってしまうので、一つのリフを覚えても五秒分くらいにしかならない。
曲展開に非常に強いフックがある、というか、フックしかない。
このコピバンのライブは十月十九日、新宿DOMにて。
こないだ三日連続で雨と書いたけど、その翌日の火曜日もざんざん降りやがって、四日間も水。
靴下も乾かず、よく匂っている。
学生時代のアルバイトに復帰。
事務所が移転した関係もあり、アルバイトも仕事中は背広着用。
ちょっと面倒くさい。
でも、この職場は周りに居るのが全員学生だから気が楽でいい。
神無月五日 (火)
コミックレヴォリューション36に参加。
次回の37回目で最後らしい。
特に思い入れのない同人誌即売会だったが、東京ではコミケの次に規模の大きい企画のはずなので、終わってしまうのを
残念に思う人も多いのだろう。
池袋はサンシャイン60のスシ詰め状態(と相応の異臭)しか思い出せない俺としては、思い入れというよりは
憎しみしかない催しであったことであるなあ。
おまけに、今回は朝から雨が降っていた。
屋根のないところに並ばされた。
一緒に並んだ先輩にもらったビニール袋に場所取り用の荷物だけ入れて、開場まで雨宿りをしていなかったら、
多分風邪を引いて寝込んでいたに違いない。
同人誌は二千円分くらい購入。
真船一雄「雷神」全四巻購入。
メジャーリーグで投げる日本人投手が主人公のまんが。
「ドクターK」の次の連載だったんだが、あんまり長続きせずに終わってしまった。
しかしこれを長続きさせたら、逆につらかったかも知れない。
主人公シバタが投手として花開くところまでを描いちゃったから。
こっから話を展開させようとすると、さらに強い球団を登場させなきゃいけなくなっちまう。
欲を言えば、もう少しだけ話数を使って、球団の選手全員を紹介してから最後の試合に入るべきだったんではないかな。
最後の試合が始まるときに初めて名前が出てくる選手なんてのもいたから…。
ともかく、短いながら面白い野球まんがだ。
俺は「ドクターK」よりも好きだぞ。
プロ野球まんがとしてでなく、シバタの「壊れ肩」克服の物語・またはシバタと祖父とブルーインパルスGMの友情物語と
捉えれば、文句なく面白い作品であることだし。
神無月四日 (月)
某日記サイトで「マイナー文系ジャンルのエロパロ」という紹介のされ方をしていた「ジャンクアーツ」という同人サークルがある。
興味が出たんで、友人の家で本を一冊見せてもらったんだが、冒頭に灰野敬二の詩が引用されてんの。
灰野敬二かよ。
マイナー文系ジャンルっていうか、そこまでいくともうアンダーグラウンドじゃん。
等と思い、ジャンクアーツなるサークルを尊敬してしまいそうになったが、本自体は「腐り姫」というゲームのエロ同人だった。
東京は土曜日曜月曜と三日連続で雨。
濡れた靴下を部屋にぶらさげており、それがパソコンの前にあるもんだから、匂う。
雨の日は家に居るに限るが、雨の日に外出したならその次の日は家に居ないほうがいいかもしれない。
BURZUM/DAUDI BALDRS入手。
カウント・グリシュナックが獄中で作ったというアルバム。
全編打ち込みのみで録音されている。
ギターも歌も入っていない。
打ち込みの無感情な音が冷たいメロディを刻み続ける。
旋律自体は物悲しくて美しいけど、楽器、音響、曲の構成、そうした要素の作用で恐怖を呼び起こされる。
そして、そのメロディが執拗に繰り返されることによって、逆に無機的な感覚が増幅されるようで恐ろしい。
RUNNING WILD / LIVEを改めて鑑賞。
いや、彼らは素晴らしい。
個人的に最近「ヴァイキング・メタル」づいていたので、その原点を確認するつもりで鑑賞したのだが、こいつらはvikingじゃなくてpiratesだな。
系統が違うようだ。
「典型的なメロスピ」には見られない、ロックンロールの揺れを内包したバンドだ。特に後期の楽曲が。
北欧の若手バンドたちに影響を与えたのかどうかは不明。
神無月二日 (金)
本日は地方色の強い話題を。
昨日、実家にパソコン復旧に必要なデータを取りに帰る。
ついでに実家近くのブックオフでCHROMING ROSEの2ndを750円で発見、救助。
もうちょっと高い値段で扱ってくれてもいいのになあ。
Ben folds fiveの2ndも同様に750円で救出。
昼前にその辺を歩いていると、小学生や中学生が妙に目に付く。
敬老の日でもないし秋分も過ぎたし、なんだっけ? と思っていたが、そういえば十月一日は都民の日。
東京以外の道府県にもこうした日が定められているのかな、と思いつつも、未だ確かめたことがない。
さらに歩いて志村図書館に到着。
本の取り揃えがかなり良いので、無職で暇な間に借りまくっておかないとね。
西台図書館にも、まだまだ読みたい本が残っているのだけど、帰り道のついでに寄れる場所にないので不便。
で、先週「殺戮のチェスゲーム」の上巻を読んだので、今回は中・下を借りた。
ホラー小説家としてのダン・シモンズの代表作だけあって、なかなか面白い。
長らく気になっていた「ブラック・ダリア」も見つかったので、ジェイムズ・エルロイにも着手。
並行して「指輪物語」も消化中。
「二つの塔」の上巻を読み終えたが、これが面白かった。
セオデン王と蛇の舌、ヘルムの戦い、エントとアイゼンガルド、パランティア。
フロドと指輪が出てこないおかげで、普通のファンタジー小説みたいだ。
下巻は、サムとフロドとスメアゴルのお話らしい。
先月末、友人が笹塚にゲームセンターを開店した。
めでたいめでたい。
店の名前は「インフィニティ」。
笹塚の近くにいる人は是非寄ってみてください。