端緒 事の始まり |
初日 台北の夜で食いまくり |
二日目(壱) 台北観光 |
二日目(弐) 台北の夜再び食いまくり |
三日目 帰国の朝 |
山水閣大飯店 泊まったホテルについて |
予算 使った金額について |
交通 市内交通について |
山水閣大飯店 | ||
朝七時起床。ホテルで朝食。米の粥、白菜、つぼ漬け、ちりめんじゃこ、あとはなんだっけ? 高菜? メモしなかったので忘れた。つぼ漬けはゴマ油が効いてて食べにくかった。朝粥でもこんな油っこいもん食べるのか。すごいな台湾人は。 観光ツアーの集合時間になる前に、急いでコンビニへ。ペットボトルのお茶、マスクを購入。地元民がつけてるような分厚いやつを買ったら、武装戦線の難波さんみたいな姿になった。沈黙の重戦車。 |
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こういうマスク。 |
難波さん(右端) |
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孔子廟 | ||
ツアーのガイドは陳さん。女性。 昨日、誰かが二日目は雨かもしれないと言ってたが、当日になってみれば気持ちのいい晴れ。ついてる。 まずは孔子廟。言わずと知れた孔子さまが祀られている場所である。孔子廟は、各地の教育機関としての役割も担っていたそうだ。科挙で主席合格すると、その受験者の出身地の孔子廟に正門が作られるという。台湾では教化が進んでいなかったこともあり、訪れた孔子廟に正門はなかった。 境内で、韓国との交流会といったものが開かれており、生バンドが演奏していた。中国風のオケ。それとも韓国風? よく分からない。曲は中国風だった。 メンバーは全員十代前半くらいなのだが、演奏はかなり達者だった。あとは、全員が指揮者のグルーヴと一致すれば完璧。こういうものに出くわすことは滅多にないとガイドさんに言われ、素直に喜ぶ。ラッキー。 |
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中国なのか韓国なのか |
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保安宮 | ||
保安宮。地元ではメジャーな、医学・医者の神様なんだそうだ。ついでに関帝(関羽)も祀られていたので、拝む。ゲーム「三国志大戦」きちがいの四号が、関羽カードを奉納したと言っていた。ええい、ゲームきちがいめ! ドーナツ食うか? | ||
例の三人組が呂布に打ちかかる有名な場面 |
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劉備 |
関羽 |
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張飛 |
呂布 |
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大山茶藝教室 | ||
大山茶藝教室。大山先生、話芸が良い。 「次はお茶を発酵させますね。35%だとウーロン茶、45%だと鉄観音茶、80%はプーアル茶、100%なら紅茶。ではそれ以上だとどうなるか分かりますか? 滅茶苦茶です」 「なるほどー!」 好感度アップ。お茶を淹れる実演、試飲もあって楽しい。プーアル茶って、ちゃんとしたのを飲むと臭くなくておいしいんだね。 ただし、後半は大山先生が営業に必死だったので好感度大幅ダウン。 |
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お茶を淹れる大山先生 |
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中正記念館〜昼食 | ||
中正記念館。蒋介石を記念して作ったという。広大な敷地に塔や記念品の展示、音楽堂など。極めつけは、蒋介石の像。大きかったよ。広かったよ。「外は大理石、中は蒋介石。どちらも固いアルネ」とはガイドさんの言。 入り口近くのベンチで、老人達が器楽の練習をしていた。中国の歌劇の練習だそうだ。近くにいた現地の女性からそういったことを聞き出したのは五号。彼は最初ネイティブと間違われ、中国語で話しかけられたとか。言われてみれば、確かにアジア人顔してる。 免税店へ。お土産を買えと。だけど値段が高いんだ。日本人相手だからって、これはちょっと高すぎるだろう。 昼食は、台湾料理店「梅子」。日本人向け観光ツアーの一部だけあって無難な味、冷めた料理。食後みな無言。無音、バス潜る。店の名前は「うめこ」だが、ガイドさんの発音のため「う」ではなく「お」に聞こえた。故に極めてファニー。 |
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歌劇バンドの朝練風景 |
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執務してるっぽさ |
巨大化光線を浴びたっぽさ |
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上から見た景色 |
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漢方病院 | ||
漢方の医院。鍼灸も併設。ツアーでは、足裏マッサージはオプション扱い。別料金を払ってマッサージを受ける一号。それ以外の面々は二階に通されてお茶の試飲及び漢方薬のセールスを受ける。掌で釘を打つ芸、キャラメルをサトウキビの幹に打ち込む芸を披露してくれた。チープな見世物だが大変面白かった。 火傷にも美白にも効用があると謳う軟膏の紹介で、「焼けた鎖を手でなで、そこに軟膏を塗る」という実験をやってみせてくれた。これが一番チープで良かった。鎖はかなり熱されていたけれど、軽く触った程度なので火傷してるようには見えなかったし、軟膏を塗る前と塗った後で違いがあるようには見えなかった。 ひょっとしてツッコミ待ちだったのかしらん。 |
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キャラメルを釘の形にしているところ |
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忠烈祠 | ||
日本で言えば靖国神社みたいなところだ、と至極大ざっぱな説明を受けた。 台湾は徴兵制があり、憲兵に選ばれると忠烈祠や中正記念館で見張りに立つことになるという。見張りは一時間交代で、見張りの間は身動きはおろかまばたきも控えるよう指示されているという。 さて、その衛兵の交代式にたいへん人気があるとかで、どんなものかと思っていたら、これは確かに面白かった。行進していって銃を回したり投げたりするのだ。まったく実用性はない技術だけど、貴重な観光資源として確かに役に立ってる。また、行進の道筋はいつも同じらしく、石畳に跡がついていた。 銃を回しているとき、うっかり落とした人がいた。彼にはあとで懲罰が待ってたりするんだろうか。あるいは罰ゲームとか。 |
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行進の様子 |
行進の様子 |
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石畳についた跡 |
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観光地で見かけたおかしなバス。写真だとちょっと分かりにくいかもしれないけど、 「日本国」「国賓」「天皇級」って書いてある。どうよ? |
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故宮博物館 | ||
改装工事中につき10%の実力。観光ツアーなので一時間で引き上げる時程となっており、「そりゃ短いなあ」と思っていた。実際に短かった。仏像! 仏像! 玉璽! 玉璽! って言ってたらすぐに終わった。 10%の実力でも一時間じゃ足りねーってなるのだから、改修が終わって全ての力を解放した暁にはいったいどんなことになるんだろうか。夜になるとここは冷えるからと彫像に服をねだられたり、大好きな絵の中に閉じ込められたり、するのだろうか。 ちなみに収蔵品は六十万点からの数があるらしく、常設展示以外の場所を使ってローテーションしても、全ての収蔵品を展示するのに六十年かかるという話だ。さすが中国、スケールがでかいぜ。ローテの期間は忘れたが、たしか一年間。 |
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正面から見ると、こう。奥の建物が博物館の本館 |