端緒 事の始まり |
初日 台北の夜で食いまくり |
二日目(壱) 台北観光 |
二日目(弐) 台北の夜再び食いまくり |
三日目 帰国の朝 |
山水閣大飯店 泊まったホテルについて |
予算 使った金額について |
交通 市内交通について |
牛乳大王 | ||
観光ツアーはこれにて解散。中山駅近くでバスから降りると、チェーンの喫茶店「牛乳大王」でお茶。マンゴーミルクや抹茶シェイク、ラズベリーシェイクなどをたしなむ。地元民率高し。喫茶店というか、ファーストフードとファミレスの中間くらいのイメージ。店の内装もパステル調だし。 ラズベリーシェイクが、あまり甘くなくておいしかった。マンゴーミルクは甘くておいしかった。抹茶シェイクは日本でも飲める味かもなーと感じた。台湾人の味覚は日本人のそれとあまり違わないのかもしれない。牛乳大王でお茶してそう思った。 旅先だからこういうものを飲むのだな、日本じゃ売ってても飲まないもんな、とふと思った。 |
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抹茶シェイク |
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マンガ街 | ||
四号がガイドブックの地図に「マンガ街」という文字を発見(地図に記載があるだけで、本には特に説明がなかった気がする)。駅近くだったので歩いて行ってみる。漢字四文字で言うと「興味本位」。 行ってみると、日本の書籍(主にまんが)を売る店がいくつか並んでいる通りだった。日曜の夕方だったからか、ほとんどの店が閉まっていたが、一軒だけ開いていたので迷わず入る。 店内は、こんな市中の店舗にしては広いほう。レジの周りは平積み。壁には二メートルくらいの書棚があり、日本のまんががみっちり入っている。よく見ると全部台湾版。すごい。こんなにたくさん訳されてるんだ……。現地産のまんがもちょっとだけ並んでいた。原題と中文タイトルの差もとても興味深かった。うまい訳もあれば、平凡な訳もあり。 店内をウロウロしていると、現地人のお客さんがご来店。見た目は完全に日本の秋葉原にいるアレと同じ。台湾語で店員さんとやり取りしているのを聞いて、ようやく現地人という確信を得た、といったところ。やっぱりアレは世界共通なんだなあ。 扱われている商品の傾向はいわゆる「萌え系」に偏りがちで、いくら俺がそういうのを毛嫌いしたところで、世界に輸出されているのはこういう部分なんだな、と思い知った。 ちなみに、エロ本に関しては日本よりも規制が厳しいのだろう、まったく置いていなかった。しかし少年誌のお色気系は売られていたので脱力。 |
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「工事中につき不便でゴメン」だそうで まあこれだけすっごい笑顔で言われたら許すしかないよね |
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三越、NET | ||
駅前に戻り、三越でトイレ借りる。五号だけNETという店に行き、Tシャツを一枚買ってた。この店は日本で言えばユニクロか。ロゴはもろにGAP。台北市内で店舗を幾度か見かけた。けっこう有力なチェーンらしい。 | ||
これがNETの紙袋です |
これはNEETの紙袋です |
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支林夜市(パートツー) | ||
ホテルに戻らず、そのまま支林夜市へ。夜七時過ぎに到着。 食べたものを列挙すると、小龍包(x4)、肉絲炒飯、十全排骨麺線、辣油麺線、沙朗牛排、鶏排、大餅包小餅(棗泥)、?(鴨の料理)、タピオカミルクティ、麻辣涼麺など。 沙朗牛排は、たぶん「サーロインステーキ」じゃないかと。鶏排はチキンステーキ。両方とも、値段なりの味だったよ。他の料理に比べてそこまで美味くないのは、やはり、外国のメニューだからかな。 昨晩に食べ逃したものを拾っていくという方針だったので、昨晩ほど「うめー!」っていう盛り上がりにはならなかったものの、二日目ということでかなり慣れてリラックスした遊び方になった。 大餅包小餅の「棗泥」はどんな味がするのだろうと思ったら、何の粉もかけないプレーン。失敗したー! 小餅にもともと入っているのがナツメ(棗)の餡(泥)ということだと、後に判明。 |
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沙朗牛排 |
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大餅包小餅 | ||
屋台街を一巡りして俺が一番気にいったのは、この大餅包小餅かな。目の前でバンバン完成していくのは見ていて気持ちのいいものだ。 安くて美味いのだから、日本でも売ってくれればいいのに。でも、日本では値段が高くなりそうだから、やっぱりいいや。 |
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「大餅包小餅」の店頭 |
「大餅包小餅」の現物 |
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引き続き夜市 | 食事が一段落したので、海老釣り、古本屋、ゲームコーナーなどで遊ぶ。海老を釣ることに成功すれば、店の七輪で焼いて食べることができるのだが、今回は成功しなかった。 古本屋も夜市の一部。みんな三国志好きなので、三国志関係の本を見つけて喜ぶが、中は文字ばっかり(読めない)なので買わずじまい。文字やタイトルのインパクトで「ウホッ」と喜ぶけど中身が中国語だから購入を断念、というのは今回に限らずよくわるパターンだった。 ゲームコーナーには「キングオブファイターズ2003」がずらりと並んでいたほか、「キングオブドラゴンズ」(英語)、「天地を喰らうII」(日本語)が入っていた。四号がKOFで、五号がキンドラで遊んでいた。10元で2クレジット。安い……。五号は2クレ目を二号にやらせていた。飽きたらしい。 二号が「プリクラがないのが不思議だ」って言ってたけど、確かにその通りだと思う。 | |
五号が大喜びで買った本 |
今までうろついていたのはグルメセンターとやらで、このアーケードを出るとさらにもう少し夜市が続いていると判明。大餅包小餅(椰子/豆沙)、タピオカ入り紅芋ドリンクなどを手にして攻め込む。椰子はココナツ、豆沙は小豆。 こちら側はアメ横にお祭りが来たような雰囲気だった。ここで、小龍包を蒸す代わりに焼くというか揚げるというかした饅頭を買い食い。うまい! もっとお腹が空いているときに見つければよかった。 一周した時点で二号と三号が疲労を訴えて脱落。 ヘヴィメタル人向けのベルトがあったので購入。この製品、合成皮革につき安い安い。同じ店にネイルサロン、ファミコン(256 in 1的なもの)売り場、PCゲーム売り場があった。台北市、恐るべし。 戯れに、ゲームセンターにも入ってみる。狭いけど三階まである。一階はプライズゲーム。二階、三階はバスケットボールのゲームのみ。これが大人気。実際にリングを狙ってボールを投げるタイプのゲーム。みんなこればっかりやってんのね。台湾ではバスケが人気かあ。 プライズゲームやバスケットのゲームが人気で、ビデオゲームは地下的な位置付けってのも日本と似てる。両国は共通点、多いね本当に。 歩いていると、突如としてもの凄い勢いで路上の店がしまい込まれていった。何かと思っていたのだが、後で一号が語ったところによると、警官の見回りがあったらしい(たぶん路上を販売スペースにするのは違法なんだろう)。そして、警官が去った直後からまた屋台をばんばん並べまくっていたらしい。商魂たくましいとはこのことか。 |
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バスケットボールゲーム |
駅から見た支林夜市 |
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臭豆腐 | ||
台北の屋台と言えばこれ! の臭豆腐の写真を追加。後で調べてみると、日本人にはこの臭いが苦手って人が結構多いみたい。今回一緒に行った五名が全員平気で食べてたのは、珍しいことなのかも。いや、俺は写真見てるとツバ出てくるくらいなんだけど。 | ||
臭豆腐屋さん |
臭豆腐の煮物 |
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愛玉 | ||
今回は食べなかったんだけど、愛玉という名物も。「植物の種を水に漬けて裏ごししたものを冷蔵庫で固めたもの」で、普通、「蛙の卵」ことタピオカと一緒に食べるのだそうだ。 | ||
「蛙の卵」屋 |
商品はこちらになります |
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山水閣大飯店 | ||
二十三時ホテルに帰着、トリプルの部屋に集まって延々とだべる。恋の話とか! クラスでどの女子が好きとか! 嫌いとか! そういう話をしたよ! してないけど。 深夜二時半、コンビニ襲撃。お菓子等買う。夜中でもコンビニ開いてる。台湾、ベンリね。 阿Q臭臭麺を見て笑い転げる一号と五号。深夜のノリだなあ。今は何が面白かったのかもうほとんど思いだせん。何か手紙を送ることと関係があったような。匂いつきの。 そういや、初日の晩に四号は西瓜牛乳を購入。味見したのだが、これはかなりまずかった。レギュラー商品として通年で売られているらしい。日本なら一瞬で消えるだろうに。台湾人の味覚はかなりブッ壊れてるな。 朝五時就寝。一号の人には、旅行前に冗談で「寝かしませんよ」等と言っていたのだが、はからずして公約を守った形に。一時間半だけ寝る。 |
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西瓜牛乳 |